文化財を後世に残すには、
国内はもちろん、国際社会に向けても脱プラスチック宣言をしています。ほとんどのプラスチックの使用は根絶しています。お客様の持ち込み、飲食サプライヤーや運送会社、梱包で発生するプラスチックが現在の課題です。
シングルユースのプラスチックは、海洋プラスチック問題などを引き起こす要因となっている他、焼却による地球温暖化など間接的な環境負荷があることが知られています。私たちはアメニティーの廃止(歯ブラシ・歯磨き粉は販売)、シャンプー、リンス、ボディーソープもプラスチックのディスペンサーのタイプからガラスとシリコンのタイプに交換しました。飲食部では、ケータリングは通い箱の利用、ストローはステンレスの繰り返し使えるものを、ゴミ箱は新聞紙を折りたたんで袋の形にしたものを採用しています。
サイクリストなど、給水ボトルを持ち歩いている人にはペットボトルを買わなくてもいいように無料で水道が使える蛇口を表玄関の門柱横に設置しております。
食品ロス対策について
食品ロスについては、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットの一つとして、削減目標が定められるなど、社会の関心が高まっており、事業者に求められる役割もますます大きくなってきています。春陽荘では特別な催し物でシェフや料理人によるケータリングを除く通常営業では、朝ごはんと甘味処の営業が該当します。地域経済を考えてなるべく市内の飲食店のご利用をしていただいておりますが、お持ち帰り用容器の無料貸出、漁師町での朝ごはんの提供店への協力要請、政府の食品ロス削減に向けた普及啓発に協力をしています。